ミュージカル「銀河鉄道の恋人たち」Piano版  青山昌弘 作曲

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 故大橋喜一氏の傑作戯曲、ミュージカル「銀河鉄道の恋人たち」はオーケストラ伴奏により1,995年に北海道音更町において初演をしました。しかし、翌年に出版した台本付きピアノ譜は既に絶版となっています。

 今般、このミュージカルの上演がオーケストラによらず、ピアノ伴奏により学生、社会人の方々等に容易に取り組まれ、より多く上演いただくことを期待し、改めてピアノ譜を本ブログのダウンロードにより無償公開いたしました。

 広くご活用いただければ幸いです。

 なお、台本の使用、及び上演につきましては故大橋喜一氏の著作権継承者の許可をお取りください。

  また、オーケストラ版の音楽編については、2,016年9月10日付けブログをご覧ください。

 

「日本歌曲振興波の会会報(2,018年1月第1号)」に寄せて

今へ物語る音 

        江尻 栄

 

 去年は春に地元で、ピアノ協奏曲「産土の始め」の初演を、秋には富山県高岡市にて

合唱組歌「越中万葉」の初演を、そして引き続き本会第一回定演における歌曲、石埼勝

子作詩「赤まんまの詩」と村上周司作詩「月が」の初演をというように、関係者のご尽

力の下、無事、発表を終えました。

 さて、詩に色々な表題とその物語があるように、私の作曲も多くは郷土の歴史や身近

な出来事を主題とし、それらの顛末に合わせて曲を構成します。ですから前述の「産土

の始め」は百五十年前の北海道開拓の苦難の歴史が、「越中万葉」は大伴家持によって

万葉集に歌われた千三百年前の祖父の故郷、高岡周辺の原風景が、それらが主題となり

曲を物語り、今へ繋げようとしています。

 このように私にとっての作曲の軸足はアカデミックな論理の構築よりも、歌曲におけ

る物語を手本としていますが、詩人と歌い手と作曲者の出会いによって繰り広げられる

本会の新たな船出は、改めて、聴き手の風が帆をいっぱいに押し出してくれる、そのよ

うな航海でありたいと願っています。(作曲会員)

―平成29年の活動記録として、「日本歌曲振興波の会会報(2,018年1月第1号)」より

転載。

組曲 「小公子―カーテンコール」作曲 青山昌弘 2,006

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2,007年12月 窪田稔脚色、演出 十勝圏ファミリーミュージカル実行委員会によるミュージカル「小公子」の終曲。なお、全編については2,016年10月アップロード済です。また、添付の楽譜はPiano版vocal譜全15曲です。

 

組曲「小公子―幕間曲」作曲 青山昌弘 2,006

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2,007年窪田稔脚色、演出 十勝圏ファミリーミュージカル実行委員会によるミュージカル「小公子」の幕間曲。 なお、全編については2,016年10月7日付け本ブログ「小公子ー音楽編」をご覧ください。

歌曲「月が」 詩 村上周司 曲 江尻栄

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 2,017.10.19 渋谷・伝承ホールにおける、日本歌曲振興波の会 「第1回定期演奏会ー新作歌曲の夕べ」にて初演。歌 藤代周也 ピアノ 近藤真貴

(初演のプログラムにおける一言コメントより)

 ― ドビュッシーのいわゆる〝月の光〟の七度をモチーフに、あちらこちらに散りば

 めて・・・。    

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歌曲「赤まんまの詩」 詩 石崎勝子 曲 江尻栄

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 2,017.10.19 渋谷・伝承ホールにおける、日本歌曲振興波の会 「第1回定期演奏会ー新作歌曲の夕べ」にて初演。歌 近藤光江 ピアノ 近藤真貴

   ( 初演のプログラムにおける一言コメント)

  ― 先の大戦で、私の叔父は5年間シベリヤに抑留、従兄二人が沖縄で戦死した。

  私たちが今あるのは、多くの先達の犠牲によるもの、と、感謝するのみ。

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混声合唱組歌 「越中万葉」 作詞 越中国守 大伴宿祢家持 作曲 江尻 栄

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 混声合唱組歌「越中万葉」 
 作詞 越中国守 大伴宿祢家持 作曲 江尻 栄 
 

(一)   雄 神川 (おがみがわ)
(二)   東 風 (あゆのかぜ)
(三)   うま並 めて(うまなめて) 
(四)   朝 床に (あさどこに )
(五)   二上山 (ふたがみやま)
    
 作曲メモ等 
    万葉集の代表歌人、大伴宿祢家持 (おおとものすくねやかもち )が天平 18 年(746 年)から 5 年間、国守として越中に赴任した 30 歳前後に詠んだ歌から五首を選んだ。  歌中の風景は、私の祖父母の出身地、富山県高岡市周辺の山河。  明治 30 年(1,897 年)2月25日、北海道開拓のため、矢部村、江尻村出身 25 戸の 移住者たちが集結し、乗船前の一夜を明かしたのは、伏木港のたもと、国庁跡に 建つ勝興寺です。 家持が歌った越中人の鄙( ひな)の暮らしは、1,300 年の時を隔てても、なお同様な祖父母たちの原風景だったのではと。  この組歌はそのような感慨のもとに作曲されました。

                          (平成 26 年 10 月 15 日)
    初   演  

 大伴宿祢家持生誕1,300年の平成 29 年 10 月 7 日高岡市民会館にて、指揮、宮丸勝、ピアノ、小山優子、合唱団「音楽室」に より初演。同日付で本組歌は同団へ献呈 。 初演は素晴らしい名演により好評を博した。

 本ブログの演奏はPC音源によるプロモーションであり、ライブ録音ではありません。また現在、楽譜は公表していません。

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